【病院が怖い、歯医者での衝撃が忘れられない】発達凸凹4歳息子

4歳息子に発達凸凹があると気づく前に、歯医者さんで言われた言葉「この子は、おかしい」の衝撃が忘れられない。病院へ行くのが怖い、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。

毛糸で作ったもの

画像提供:写真AC Arnoldさん


 歯医者での衝撃が忘れられない 


半年ほど前。わたしが4歳息子の発達の遅れを初めて指摘されたのは、歯医者さんでした。

「この子は、おかしい」「パパのしつけができていないから」「保育園に通っていないから、空気が読めない」「他の子はできる」など、当時3歳息子や家族に対して、否定の言葉を繰り返される出来事がありました。

結局、4歳息子には発達の遅れがあったので、歯医者さんの意見は間違いではなかったのでしょうけれども、わたしが受けた衝撃は忘れられません。


 病院が怖い 


歯医者さんで「この子はおかしい」と言われてから、病院へ行くのが恐怖になりました。もちろん、同じ歯医者に行くことは、もうないのですが、他の歯医者さん、小児科、皮膚科など、あらゆる病院に行くことが恐怖です。

さいわい、子育て支援センターで紹介してもらった、他の歯科医では、嫌がりながらもフッ素塗布を終えることができました。皮膚科にも機嫌よく行きました。小児科だって、いつも通りに行きました。

でも、恐怖は消えていません。もし、4歳息子が騒いでしまったら、あの歯医者さんと同じように、「この子は、おかしい」「大学病院で見てもらって」と紹介状を渡されることになるのではないか、と、恐怖を感じています。

療育や、子育て支援センターの担当者のかたは、発達に遅れのある子どもと接する機会が多く、ちょっとやそっと騒いでも、あたたかく見守ってくださいます。でも、これが標準ではなく、世間の声は、あの歯医者さんが発した「この子は、おかしい」なんだろうと感じています。

4歳息子の行動による「悪い結果」を想像する癖ができてしまいました。発達凸凹があるとわかるまでは、普通にしていたことなのに、いまでは病院に行くことさえ恐怖です。うまくできない、トラブルが起こるに違いないと怯えてしまうのです。

病院に行くたび、「この子は、おかしい」の言葉を思い出します。また言われるのではないか、来ないでと言われるのではないかと。

自宅から遠くても良いので、障害のある子どもを専門に見る病院に通いたいです。4歳息子が騒いでも、恐怖を感じることなく、安心して診察してもらえる病院に行きたい。

わたしは、4歳息子に発達凸凹があることを、まだ受け入れられていたのだと思う。だから「この子は、おかしい」という言葉に対して、過剰に反応している。4歳息子の「いま」ではなく、過去の1場面が頭を離れない。成長を続けているはずなのに、昨日と違う今日に、良い変化が起こる想像ができない。過去の悪い出来事が繰り返される想像ばかりが、脳を埋め尽くしている。

次の療育のとき、臨床心理士さんに相談してみようと思います。

ほな、また。よしなにー。

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