【新しいスキルを教える】スターペアレンティング(3)

発達凸凹4歳息子ではなく、母である自分自身の行動を見つめるために、不登校ひきこもり支援で学んだ「スターペアレンティング」を始めたよ。きょうは、親の望みを決める、必要なスキルをリストアップする、について。

こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。

夜空とひまわり

画像提供:写真AC pockyyy8 さん


 スターペアレンティングとは 


「スターペアレンティング」とは、叩かず、甘やかせず、子育てする方法です。立ち止まって問題を見つめる、アイデアを考える、アイデアを実行する、再検討、修正を繰り返しながら、「親」が子どもを育てるスキルを学ぶプログラムです。

(・ω・) 不登校ひきこもり支援で学んだ

発達凸凹のある4歳息子にばかり注目していたけれども、自分自身の行動を見つめていこうかと思いまして。スターペアレンティングを実践中。


 新しいスキルを教える3つのルール 


スターペアレンティングでは、新しいスキルを教えるための3つのルールとして、(1)手本を示す、(2)正しくやり直させる、(3)具体化する の3つのルールが大事だと考えています。

(2)正しくやり直させる というのは、親が再び教えるだけではなく、子どもが自分自身で良い行動を思い出し、学び直す環境を整えてあげるなども含まれます。

(3)具体化する は、子どもがすでにできていることは何かを考え、学ぶ必要がある内容のリストアップをするなど。


 大事なのは「親が望む行動」を決めること 


「〇〇したら、ダメ」と伝えるだけでは、子どもが次の行動の見通しを立てられないので、良い行動につながりにくい。だから、「〇〇したら、ダメ。こういうときには、〇〇してください」まで、きっちり伝えるのが大事。

親が望む行動をするため、子どもに必要なスキルは何かを考え、リストアップします。リストアップした内容を実行するためのプランを考える。実行する、再検討、修正を繰り返して、子どものスキルを伸ばすことで、親が望む行動をとるように促す仕組み。

子どもは、親を困らせたいのではなく、親が何を望んでいるかわからないから、自分が良いと考えた行動をしてしまう。親がしてほしい、良い行動はこれだというのを、しっかり伝えるのが大事だよーって。

「何回言えばいいの!」という怒りは、子どもにとって分かりやすい言葉で伝えていないことによっておこる。なぜ伝わらなかったのかを考え、視覚的な、聴覚的な、運動を伴って、など、子どもの個性に合わせた方法で、親が望む良い行動を伝える。大事。

(・ω・) 親が子どもに望む行動を伝えるためには、まず望む行動を決める必要があります。

わたしの行動を振り返ると、その日の気分や余裕のある時間かどうかで、(まあいいか)と許す日と、「ダメ」と注意する日があるので、どちらかに統一しなければいけないなあと思う。

(・ω・) 我が家では、お風呂に入るタイミングで揉める。

夜ごはんのあと、歯みがきが早く終わって、時間が余っても、いつもと同じルーチンを守って行動するのが良いかと思う。「特別に」遊んで良い時間を作ったら、翌日からも遊ぶ時間がルーチンに組み込まれて、揉めている。

(・ω・) 「特別に」は、ダメ! 絶対!

こうやって、ブログを書いていると(そうだなあ)と納得するし、実行できそうな気分になるのだけれども、実際には上手くいかない日が多い。まあ、仕方ないか。わたしも、ママ4歳なんだから。上手くできない日だってあるよ。子どもに対しても、自分に対しても、穏やかな気持ちで生きていきたい。理想どおりにはいかないよ。

ほな、また。よしなにー。

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