テントウムシの幼虫を飼育するために必要なアブラムシ(エサ)を捕獲するのが難しいので、飼育したらどうか、っておはなしです。
(・∀・) 赤色のアブラムシ。緑のものに比べて、芸術的な可愛らしさがある。色によって雰囲気が違って、良い。
アブラムシ捕獲は、なかなか難しい
わたしがテントウムシの幼虫を育ててみて気づいた。
(・∀・) アブラムシ捕獲が難しすぎる。
アブラムシって、公園いったら、そこらじゅうにいるんだと思ってた。全然いない。いてほしいときに、いない。
去年だったら、家庭菜園にアブラムシいっぱいいいたのになあ。うむ。
(・∀・) テントウムシの幼虫は、アブラムシしか食べない。葉っぱには目もくれぬ、肉食幼虫。
テントウムシの幼虫を育てるまで、“幼虫”という生き物は、主に葉っぱを食べるんだと思っていました。田舎で育ったから、虫のことはよく知っているつもりだったけど、本当は知らないことだらけ。
(・∀・) テントウムシの幼虫に必要な毎日100匹(※1幼虫につき100匹めやす)のアブラムシ、どうやって探すの。
アブラムシを飼育する
毎日、アブラムシ捕獲に走りまわるのは、なかなか大変。我が家は、夫が転職活動中で自宅にいたので、協力しながら確保したけども、もしママひとりだったら、途中で諦めてテントウムシの幼虫を逃がしていたことでしょう。
それで考えたんだけども、アブラムシを捕獲するより、自分で飼育するのが良いんじゃないかと思うのだよ。
母の園芸本(害虫の駆除)によると、アブラムシはメスだけで増えるらしい。だから、環境が整えば、無限アブラムシ空間を作ることは難しくないはず。想像。
園芸屋さんに行って、アブラムシがくっつきやすい苗と、プランターを準備。ベランダに並べる。
(・∀・) 最初のアブラムシは公園や畑から連れてくる。もしくは、園芸屋さんで、アブラムシのついた苗を探し当てる。
ちなみに、アブラムシは緑のほかに、黒とか赤とかがいるよ。どのアブラムシでも、よく食べた。緑は公園にある緑の葉っぱの植物、黒は近所の菊にいた。これって同じアブラムシなのかなあと心配するほど、サイズが違った。形は同じだけども、サイズが2倍ぐらい違う。黒のアブラムシのほうが大きい。両方、モグモグ食べた。
アブラムシが増殖しやすい野菜は、セロリ
わたしの家庭菜園経験によると、春秋に、アブラムシがもっとも増殖しやすい野菜は「セロリ」です。
セロリを栽培するときに、白い部分を育てるために、茎にカバーをする必要があります。久しぶりにカバーを外したら、アブラムシがかつてないほど増殖していた。暖かい囲いのなかで、のんびりと暮らしていた様子。
(・∀・) あれだけのアブラムシがいたら、テントウムシの幼虫のエサに困ることはなかったであろう。
テントウムシの幼虫を育てると決めたさいには、セロリの苗を購入すると重宝するに違いない。
真夏はセロリが枯れてしまうけども、テントウムシたちも夏は隠れてひっそり過ごすらしいので、よし。問題ない。
(・∀・) セロリ推し。
小松菜や水菜なども、それなりにアブラムシがくっつく。暑くなってくると、虫も増えるような気がする。虫が食べる影響なのか、暑さによるのか、わたしの家庭菜園では、夏場、あまり野菜が育たない。
(・∀・) 夏の家庭菜園は、青じその森になる。青じそ、どんどん増える。青じそはアブラムシ寄ってこない。アブラムシに限らず、おおよそすべての虫が近づかない。虫が苦手な香りなのかも。
テントウムシを呼ぶためにアブラムシを飼うパターンもあり
アブラムシが寄ってくる野菜を育てていたら、テントウムシがちょこちょこ飛んできます。運がよければ、タマゴを生み、幼虫が誕生するかもしれません。テントウムシの幼虫を育てたいという夢をもっているかたは、ベランダでアブラムシを育てながら待ってみると良いかもしれません。
(・∀・) テントウムシの幼虫、めちゃくちゃ可愛かった。もういちど育てたい。
本気で家庭菜園をしていると“敵(アブラムシ)がきた”ってなるけど、“テントウムシを引きよせるために、アブラムシを飼っている”家庭菜園がおまけなのだと考えたら、アブラムシだって可愛い気がするよ。人間を噛むことはないし。たぶん。
いま育てているおばけえび(シーモンキー)は、ほんらい魚たちのエサらしい。アブラムシは陸のおばけえび(シーモンキー)ともいえる。境遇が似ているので、親近感。
アブラムシは、メスだけで増殖するというけども、どうやって増えるんだろう。めちゃくちゃ気になる。メスの体内で育って、急にでてくるらしい。生まれる瞬間を見たくなってきた。そのうち、本気でアブラムシの飼育観察を始めるかもしれません。
ほな、また。よしなにー。