【ちゃんとしつけしろ! 姉の言葉が刺さる】発達凸凹4歳息子

姉に言われた「ちゃんと、しつけしろ!」の言葉をきっかけに、発達凸凹4歳息子のペースに合わせるだけではなく、少し負荷をかけることも、身辺自立には必要だと気づいた、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。

ピンクのノコギリソウ

画像提供:写真AC PIKO☆さん


 【ちゃんとしつけしろ! 姉の言葉が刺さる】 


わたし、育児ノイローゼになりまして、しばらく実家に帰省しています。珍しく帰宅している妹(わたし)に会うため、姉がやってきました。コロナの影響もあり、久しぶりの再会。

(・ω・) 妊娠したから、帰ってきたと思っているっぽい。はっきり聞かれていないが。

まあ、いいや。それは。なんだかんだあって、発達凸凹のある4歳息子が、スーパーの前でカンシャク(パニック)を起こしたり、叫んだり、わーわーしてました。そのあと、4歳息子が父と川遊びにでかけたとき、姉に言われたのです。

「ちゃんと、しつけしろ!」と。

もう4歳なんだから、叫んだらダメって教えなよ。甘やかしすぎ。もっと厳しくしないと。もう4歳で幼稚園に通っているのに、まだオムツ? おかしいよ。ちゃんと、しつけしなよ。着替えたり、靴履くのを手伝うのもおかしい。自分でやりなさいって、言うべき。ちゃんと教えなよ。

(・ω・) 集団療育の作業療法士さんに、どうすれば良いか、相談してるよ。お姉ちゃんより、長い時間かけて、教えてるよ。

と思ったのだけれど、結局「なかなかねー」で会話が終わりました。母は「男の子は、いろいろ時間かかるって言うし、こんなもんだよ」と、少しフォロー。

母は、いつになったら、4歳息子の発達の遅れについて、姉に話すのだろう。ずっと隠し続けるつもりなのだろうか。これから、もっと、定型発達の子どもとの差は開くだろうに。


 発達の遅れを指摘されてから、ハードルを低くしすぎていたかも 


まあ、姉の言葉に、いろいろ言いたいことはあるのですが、心に刺さる言葉でもありました。きっと、幼稚園の他のお母さんも、同じように思っているんだろうな。(どうして、ちゃんと、しつけしないんだろう)って。

(・ω・) 世間の声が聞こえた

一方で、ハードルを低くしすぎていたかもなと、そういう部分にも気づきました。本人のペースに合わせるだけではなく、少し負荷をかけることも、身辺自立には必要だろうな、と。

というわけで、きょうから本格的にトイレトレーニングを始めました。外出するとき、オムツつけるのをやめます。自宅ではトイレに行く習慣ができているので、たぶん、外でもできると思うんだよね。本人はパンツはいて外出するのを嫌がるけれども。

(・ω・) 「もらしたら、どうするの!」と怒ってるよ

出かける前は怒っていたけれども、パンツをはいて、車に乗って、父母とともに祖母の家までおでかけしてきました。5時間の外出。パンツは濡れていない。祖母の家のトイレも使った。上手にできてたってよ。

実家においてあったオムツの袋も、4歳息子が取れないところに隠しました。パンツは嫌だと、自分でとりにいって、はくから。昨日までオムツが置いてあったところになくなったのを見て、納得した様子でパンツをはきました。寝るときのオムツは、まだはきたいそうな。うん、わかった。

いつか読んだブログのなかに「発達障害だと言われなかったら、したかったこと、全部やったら良いんだよ」って書いてあった。印象に残った。

わたしは4歳息子に発達の遅れを指摘されてから、挑戦する前に諦めたことがたくさんある。そうだな、たとえば、スイミング教室や体操教室。私立幼稚園。トイレトレーニングも、そう。「きっと、できない」と決めつけて、諦めたことがたくさんある。できないことを無理にがんばる必要ない、お互いにイライラするだけだと思っていた。

でも、定型発達の子どもだって、失敗する日もあるよ。同じだよ。機嫌が悪くて怒る日もあるし、言うことを聞かなくて困る日もある。同じだよ。

この1年間、どうして、わたしは、いろんなことを諦めてきたんだろう。そう思った。療育でアドバイスされる「子どものペースで」を無条件に信じる必要はないんだなと、気づいた。

ほな、また(・ω・) よしなにー。

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