臨床心理士さんによる療育1回目。息子3歳の様子や、やりとりのなかで気づいたこと、“できることに、できそうなことを混ぜる”を実感した、っておはなしです。
臨床心理士さんによる療育では何をするのか
先日、息子3歳の療育1回目がありました。
(・ω・) 息子3歳の担当は、臨床心理士さん
わたしのなかで、臨床心理士さんは、カウンセリングする人のイメージ。言葉を使って誘導するのだろうかと思っていましたが、全然違いました。
息子3歳と先生、一緒に手先を動かし、会話しながら、楽しく1時間を過ごしました。
はじめは、あいさつから
先生と、息子3歳。お互いに自己紹介。
絵のカードを使って、好きなモノの話を始めました。“色”“動物”“たべもの”など、子どもにもなじみのある絵です。
絵に描かれたものの名前を確認したのち「何が好き?」「先生は○○が好きだよ」って流れ。
(・ω・) 毎回、同じ流れ、同じ言葉で会話を繰り返していたのが特徴的。
(自己紹介が終わったなあ)と思っていたら、その復習が始まりました。
「先生は何が好きだったか、覚えてるー?」って。息子3歳、スラスラ答えていました。
以前の発達検査のときも、こうやって、少し前に話したことを覚えているかどうかの確認がありました。(覚えてないだろうなあ)と思ったことを、そのときもスラスラ答えていて、驚いた記憶があります。記憶力が良いのかもしれない。みんな、そうなのかな。3歳、すごいな。
できることに、できそうなことを混ぜる
次は、手を動かす時間。
(・ω・) 手先が不器用に対する療育かな
大きなボードに写真が並べてあって、「きょうは、この遊びをするよ」って、はじめに説明がありました。
つみきを真似したり、色や形、大きさを分けたり、小さなものをつまんで移動させたり、簡単なルールのあるゲームをしたり。
“できることに、できそうなことを混ぜる”って、こういうことなんだ。って、先生にいわれた言葉が、よく理解できた。
できること9割、できないこと1割ぐらいの遊びなの。全部。
簡単なゲームで遊ぶのも、勉強になった。はじめは、ゲームのルールが分からなくて、先生と揉めていたけど、途中で投げ出さず、だんだんと理解して、遊ぶようになった。びっくりした。こんな遊びもできるんだなあって。
療育を受ける部屋の様子
何もないです。机と椅子だけ。
(・ω・) 椅子で足をバタバタし始めたら、足の下に置く台を準備してくれました。
足がバタバタしてしまうのは、集中力が足りないからではなく、地面に足がつかなくて落ち着かないからなんだ。なるほど。
机の上は、“いま”使うものだけ。他の遊びの道具は、机の下に隠してあった。使い終わったら、すぐに見えないところへ。いまの作業に集中できる環境が整えられていた。
まわりの棚は、すべて、布で隠されていて、中身が見えないようになっていた。
帰宅後の息子3歳の様子
「せんせいと、おべんきょうするの、たのしかった」「またいきたいなあ」と、喜んでいました。
療育って、もっと厳しく指導されるんだと思っていた。息子3歳が楽しく過ごせたようで、良かったです。
次回は、療育のあとの面談のおはなしをする予定です。
ほな、また(・ω・)よしなにー。