【おうち療育(39)秋の公園でバッタ探し】発達凸凹4歳息子

発達凸凹4歳息子と、公園で昆虫探し。夏の終わりにたくさんいたバッタはどこへ消えたのか、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC nasuka16さん


 おうち療育とは  


「おうち療育」とは、臨床心理士さんによる療育で学んだことをふまえて、自宅でおこなう、苦手を補う練習のことです。現時点の目標は、小学校へ入るまでに、ひらがな、数字を読み書きできるようになること。


 おうち療育(39) きょうの練習 


きょうは、おでかけ療育。公園編。

(1) 自然の観察「バッタはどこへ消えたのか」30分:熱中 

(2) 自然の観察「キレイな葉っぱを探す」30分:熱中 価値観の違いに気づく

(3) 自然の観察「いろんなどんぐりを比べる」30分:熱中


 自然の観察「バッタはどこへ消えたのか」 


幼稚園が始まってから、なんだかんだ忙しく、久しぶりの公園。夏の終わりにたくさんいた昆虫たちは、すっかり姿を消していました。

「むしは、どこへいったんだろうね。おばけになって、かくれてるの?」 と、4歳息子はキョロキョロ。

4歳息子の言葉を聞いて、たしかに、そうだ。虫はどこへ行ったんだろう。と疑問をもちました。夏の終わりにたくさんいたバッタたちは、どこへ消えたのか。

まずは、いつもの野原へ。よーくみると、草のあいだに隠れているのかもしれないと予想して、じーっと観察。

(・ω・) おらんなあー

次は、土の中を探しました。木の枝を使って、地面をほっていると、幼虫が出てきました。うむ、気持ち悪い。

「カブトムシかもしれん! そだてたい!」と、息子は盛り上がっていましたが、なんとか土の中に戻しました。

絶対にカブトムシの幼虫ではない、と思ったのですが、自宅で調べてみると、もしかしたら、本当にカブトムシだったかもしれない。カブトムシかカナブン、コガネムシ。そのあたりっぽい。

(・ω・) 気持ち悪がらず、育ててみたら良かった。

さて、バッタ探し。次は、枯れ葉の下を探しました。

枯れ葉をガサゴソしていると、「オンブバッタ」が出てきました。おお、こんなところで暮らしていたのか。

長細い草のあるところの枯れ葉をガサゴソすると、あちらこちらでオンブバッタに出会いました。寒くなっても、虫はちゃんと暮らしているんだなあ。

そういえば、ショウリョウバッタとオンブバッタ、同じ昆虫だと思っていたのですが、顔が違いました。詳しく知りたいかたは、どうぞネット検索を。


 価値観の違いにも気づいた 


バッタ探しのあと、「キレイな葉っぱを探そう!」と集めたところ、4歳息子とわたしで価値観が違うことに気づきました。

わたしにとってのキレイな葉っぱは、黄色とかオレンジ、赤色の葉っぱ。4歳息子にとってのキレイな葉っぱは、虫に食われていない葉っぱ、色は何でも良いそうな。

(・ω・) 「キレイな」という曖昧な表現ではなく、オレンジや赤色になった葉っぱを集めよう、と声をかけたら良かったかも。

日常で「キレイな」を使うときは、汚れていないとか、穴があいていないとかの状態を意味するから、そういう基準で考えたら、虫に食われていない葉っぱも正解だなあ。

まあ、いいか。4歳息子なりに秋の公園を楽しんだということで。

ほな、また。よしなにー。

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