【おうち療育(44)絵の具デビュー、絵を描く】発達凸凹4歳年中

汚れに敏感な発達凸凹4歳年中の息子と、絵の具遊び。いままでに積み重なった「期待してもできなかった」という気持ちからの開放が必要だと感じた、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC 4ChaNさん


 おうち療育とは 


「おうち療育」とは、臨床心理士さんによる療育で学んだことをふまえて、自宅でおこなう、苦手を補う練習のことです。現時点の目標は、小学校へ入るまでに、ひらがな、数字を読み書きできるようになること。


 おうち療育(44) きょうの練習 


(1) クリスマスの予習、同じ数字を探す「アドベントカレンダー」5分:熱中

(2) 手先を使う、汚れても気にしないで作業する練習「絵の具で絵を描く」30分:熱中


 絵の具デビュー、絵を描く 


冬休みに使おうと思って準備していた「絵の具」が4歳息子に見つかり、部屋中グッチャグチャになりました。

(・ω・) 大変や、絵の具なんて買わなきゃ良かった

「返しなさい」と言うと、「やりたいのに!」と大暴れ。手におえない。

ひと騒ぎしたあとで、「ママが独り占めしようとしてたんじゃないんだよ。一緒に遊ぼうと思って買ったの。遊ぶには準備が必要。きょうはできないよ」と伝えると、納得して返してくれました。

(・ω・) そうか。「ダメ」と言うだけではなくて、「きょうはダメだけど、そのうちできるよ」と伝えると、納得するんだなあ。

まあ、何を言っても納得しない日もあるんだけども。(納得する日もある)から(納得する日が多い)に変化すると、ずいぶん育てやすくなると思う。

4歳息子の行動の割合の変化だけではなく、わたし自身のなかにある、いままでに積み重なった「期待してもできなかった」「期待したらショックを受ける」という気持ちからの開放が必要だ。2歳や3歳のころに比べると、大幅に成長しているし、できることも増えている。のに、わたしの気持ちは置き去りになっている。これは、はたのんママの課題。認知の歪みである。

(・ω・) きょうの息子と、1年前の息子は違うよ。昨日の息子とだって違う。成長してるんだよ。

さて、約束通り、翌日は絵の具の日。幼稚園の帰り道は、絵の具の話題でもちきりです。

机に新聞紙をひいて、大きな紙と絵の具、それから前日には見つかっていなかった「筆」を準備。筆の出現に大喜びの4歳年中息子。

(・ω・) 牛乳パックを切って、水入れにしたよ。絵の具入れは、ヨーグルトのフタを再利用。

さて、「絵の具、幼稚園でも使った?」と聞くと、「つかったよー」と。ほうほう。「でも、ぼくはつかってないよー てがよごれるのがいやだがら、よこでみてたよー」と。

どうやら幼稚園では使えなかったけど、やってみたい気持ちはあった様子。

大きな紙に、いろんな色を塗って、楽しんでいました。絵を描くといっても、何か目的をもって書くのではなく、筆遊びを楽しんでいる感じでした。

やがて、混ぜることに興味をもち、出した色、全部を混ぜはじめました。「ゾンビのいろができた! ぶきみないろだねえ」と大喜び。

(・ω・) キレイな色で、子どもらしい可愛い絵ができるかと思いきや、暗闇の絵が出来上がった。思ってたんと違う。

まあ、いいか。本人が楽しんでいたようで、良かったです。

終わったあと、机を片づけていると、4歳息子は絵の具の水入れたちを掃除してくれていました。「また、つかいたいから、きれいにしといたよ」と。「ようちえんで、みんながやってたから」自分もやったそうな。

(・ω・) おー! 幼稚園で成長しとるなあ。

はじめての絵の具デビュー。部屋がグチャグチャになって、買わなきゃよかったと思う時間もあったけれども、最終的には楽しい時間になりました。またやろう。

ほな、また。よしなにー。

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