いまの子どもが大人になるまでに、社会の仕組みが変わって、コミュニケーション能力がそれほど価値をもたない時代になるかもしれない。どう思う? って、おはなしです。
こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。
画像提供:写真AC KOHARUSANさん
当事者研究とは?
「当事者研究」とは、アスペルガー症候群(発達障害)などの特性をもつ人が、医師や心理ではない、当事者としての経験から、考えをまとめることです。
【コミュニケーション能力はそれほど必要か?】アスペルガー当事者研究
わたしがアスペルガー当事者として関わってきた人々を見ていると、コミュニケーション能力にけっこう難アリの人よりも、そこそこコミュニケーション能力がある人のほうが長期的なメンタル不調、ひきこもり状態になる人が多いように感じる。
コミュニケーションにけっこう難アリでも、自分のなかに太陽がある人は、わりと早い段階で抜け出している印象がある。
自分のなかに太陽があるというのは、自分だけの世界、つまり独創性を持っている人だ。
自閉傾向のある人にコミュニケーション能力が備わると、創造性は発揮されにくくなると思う。創造性と協調性はシーソーだ。どちらかが伸びると、どちらかは縮む。
どうやってもコミュニケーション能力が伸びないから障害と呼ばれているのではないか。頑張って訓練して、人並み以下のコミュニケーション能力を身につけたとして、それは生きる原動力になるのだろうか。
自閉傾向のあるわたしからみると、コミュニケーション能力を育てるよりも、特性に応じた独創性を育てるほうが社会のなかで活躍する大人が多くなると思うの。発達障害のあるなしに関わらず、どんな子どもにとっても。
コミュニケーション能力に難アリでも、得意なことがあって堂々としている人は社会のなかで自分の居場所を見つけているように感じる。
コミュニケーション能力というのは、それほど必要なものなのか。
いまの子どもが大人になるまでに、社会の仕組みが変わって、コミュニケーション能力がそれほど価値をもたない時代になるかもしれない。
どう思う?
ほな、また(・ω・) よしなにー。