【人が近づくのを嫌がる理由。電気が流れる】アスペルガー当事者研究

アスペルガー症候群の当事者が【人が近づくのを嫌がる理由】を考えたところ、電気が流れるからではないかとの結論に至った、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。

電気でとびまわる青い空間

画像提供:写真AC acworksさん


 当事者研究とは 


「当事者研究」とは、アスペルガー症候群(発達障害)などの特性をもつ人が、医師や心理ではない、当事者としての経験から、考えをまとめることです。

きょうのテーマは【人が近づくのを嫌がる理由。電気が流れる】


 【人が近づくのを嫌がる理由。電気が流れる】アスペルガー当事者研究 


わたしは、小さいときから、人が近づいてくるのが嫌いです。さわられるのも嫌だし、握手するのも嫌だし、後ろに立つのも嫌だし、もちろん前に立つのも嫌。

(・ω・) 体育も嫌。まわりの子どもたちや先生との接触が多いから。

「人が近づくのが嫌だ」という事実には、ずいぶん前から気づいていたのですが、大人になってから、その理由に思い当たるふしができました。

わたしは、電気の音が嫌いです。「電気の音」と言われても、ピンとこない人が多いかもしれません。どうやら、わたしの旧家族(両親や姉)には聞こえないようです。

わたしには聞こえます、電気が滞留する音が。たとえば、スマホの充電器。電子レンジや冷蔵庫。待機電力と呼ばれる状態になると、音が聞こえるのです。ジジジジジジ。この音は隣の部屋にいても聞こえます。耳から音が聞こえるというより、脳に響くというのか。飛んでくるような音です。

(・ω・) スマホの急速充電器の音をきっかけに気づいた。

「この充電器は、音が激しい」と、夫に話したときに、ピンときていない様子だった。そのときに、他の人には聞こえていないことを知った。当たり前に聞こえていると思っていたから、人に質問したことがなかった。

仮説。これと同じ現象が、人に対しても起こるのではないか。人間は電気を使って、脳から筋肉へ命令を送って、身体を動かしているといわれています。わたしの考察ですが、この小さな電気信号が、身体の外に漏れだしているから、わたしは人が近づくのを苦手としているのではないかと。

人混みに行くと疲れるのは、電気が飛びかっているから? 外に出ると疲れるのは、いろんな人の電気の音が響いているからかもしれない。いろいろな実在する音に混ざって、実在しない電気の音が脳に響いているのかも。

アスペルガー症候群の当事者が考える【人が近づくのを嫌がる理由】は、人間に流れている電気の音(脳に響くなにか)が気になるから。で、完結。

ほな、また(・ω・) よしなにー。

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