【早期発見・早期療育は、我が家に必要なかった】発達凸凹5歳

わたしと息子の幼少期は、どれだけ療育を頑張るか、試された時間だった。もっと好きにさせてあげれば良かった。っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC 涼風さん


 【早期発見・早期療育は、我が家に必要なかった】発達凸凹5歳 


さいきん、よく考えることがある。

それは息子の発達凸凹に気づくのが早すぎたという後悔だ。

あと2年、いや1年遅ければ良かった。もっと遅くても良かった。小学校になってから気づいても、遅くはなかったと思う。

早期発見・早期療育というけれど、それを支援する環境は整っておらず、相談できる専門家も少ない。「他の子と違うらしい」と知ってしまった親に、孤独の苦しみを与える現実があった。

早期発見によって、わたしの場合は早期不安につながった。どれだけ不安を感じても、できることには限りがある。わたしにできることは療育だけだった。

わたしと息子の幼少期は、どれだけ療育を頑張るか、試された時間だった。

息子の幼稚園時代は、不安と療育で終わった。本来楽しいはずの、成長を喜ぶ時間が失われた。まわりと同じスピードで成長していないと指摘され、嘆いてばかりだった。本当は、本人のペースで成長していたのに。

いろいろな選択に「息子は発達が遅れているから」がついてきた。息子の望みも、我々夫婦の望みも、ぼんやり色あせ、見えざる意思に日常が動かされてしまった。

もっと好きにさせてあげれば良かった。

早期発見・早期療育は、我が家に必要なかった。いまさら なかったことにはできないけれど。

まとめると、わたしはいま落ち込んでいるってわけなのよ。鉛の身体が布団を突き抜けそうなぐらい、ずっしり重い。

ほな、また(・ω・) よしなにー。

スポンサーリンク