【発達凸凹による歯医者難民を卒業】4歳息子とフッ素塗布

以前の歯医者で「この子、おかしい」と言われてから、発達凸凹のある4歳息子を病院へ連れて行くのは恐怖でした。悩んだけども、また来てもいいんだと思える、かかりつけ歯医者が見つかったよ、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC Harrieさん


 歯医者が怖い 


わたしにとって、発達凸凹のある4歳息子を歯医者に連れていくことは「恐怖」でした。きっかけは、発達凸凹に気づく前の歯医者で指摘された「この子、おかしい」の言葉。

(・ω・) 歯医者、行きたくない。4歳息子も行きたくないし、ママも行きたくない。

しかし、定期検診およびフッ素塗布をおこたり、進行した虫歯が誕生すると、もっと大変な事態になるのは間違いありません。行きたくないけども、いかざるをえない。1ヶ月前から、だんだん近づく歯医者カウントダウン。きょうふー。

数日前から、4歳息子と交渉。「歯医者さん終わったら、マクドナルド行こう! トミカやってるし!」 大嫌いな歯医者と、大好きなマクドナルドのあいだで揺れ、しぶしぶ交渉成立。

(・ω・) 我が家では、歯医者さんや皮膚科、予防接種など、病院のあとにはマクドナルドでハッピーセットを買う仕組み。昔からそういうルールなので、4歳息子にとって、病院とマクドナルドはセットイベント。


 歯医者で嘔吐したが、なんとか終わったフッ素塗布 


さて、歯医者に到着した4歳息子は、予想通り、嫌がって診察室に入りません。なんとか診察室に入っても、大暴れ。

(・ω・) 身体が大きくなったから、抑え込むのも難しい

「発達が遅れていて、他の子どもみたいにできないんです。すみません」 これから、4歳息子は、どんどん大きくなる。そのうち、どうやっても制御できなくなってしまうのではないかとか、マイナスなことを考えながら、4歳息子を引っ張りました。

すると、女性のスタッフさんが「うちの病院は大暴れする子どもでも大歓迎ですよー」「小学生になっても、大暴れする子どももいるから、全然大丈夫です!」「歯医者嫌いな子が多いですから、気にしなくてオッケー。なんとかします!」と励ましてくれました。

4歳息子は口を開かないので、コチュコチョしながら、なんとか口をあけてフッ素塗布をしていたら、嘔吐。大変だ、と慌てていると、スタッフさんがチャチャチャっとふいて、うがいをさせて、続きのフッ素塗布をしてくれました。

「フッ素を塗るタイミングをつかんだ気がします。次回は、バッチリできるはずです」と、にこやかな笑顔で見送ってくれました。

わたしは、救われた気がしました。また来てもいいんだと思えた。安心した。


 発達凸凹による歯医者難民を卒業 


実は、きょうで、この歯医者は終わりにしようと思っていたんです。遠いから。以前の歯医者で「この子、おかしい」と言われて相談したときに、子育て支援センターから紹介してもらった病院でした。3歳児検診で歯科検診を担当してくれた先生がいるから、おすすめだよって。

(・ω・) 自宅から遠い。電車を乗り継いで通う距離。

幼稚園で他のママから教えてもらった近所で評判の歯医者さんに変更しようと思っていた。でも、きょうのフッ素塗布を受けて、気持ちに変化がありました。

わたしは歯医者さんを選ぶとき、どんな人が見てくれるのか、歯医者さんの情報や雰囲気、通いやすさばかりを気にしていました。実際に歯医者に行くと、子どもを見てくれるのは、主に女性のスタッフさん。歯医者さんとの相性も、もちろん大事だけれども、フッ素を塗る担当の女性スタッフとの相性も非常に大事だと気づいたのです。

(・ω・) 子どもが嘔吐して、あわてることなく対応してくれる歯医者さんは、そう多くないと思う。驚いた。

わたしは、少し前の記事で「4歳息子が騒いでも、恐怖を感じることなく、安心して診察してもらえる病院に行きたい」と書きました。いま通っている歯医者さんは、わたしにとって「安心して見てもらえる場所」になりました。

(・ω・) 発達凸凹による歯医者難民を、卒業できそうです。

そういえば、小児科も変更した。こちらも少し遠いけれども、発達障害のある子どもの定期検診も受け付けている先生のところ。風邪とかの症状への対応だけではなく、発達状況の見立て、療育の話題も教えてくれて助かる。オンライン診療も始まった。薬も処方してくれるらしい。コロナの影響でオンライン化が進み、在宅でできることが増えて、ありがたい。

4歳息子は、発達凸凹に気づかれる前から、大きく変化していないのだろうけれども、4歳息子を育てる母の気持ちは大きく変化した。変化する前の環境は居心地が悪い。だから、自分にとって居心地の良い環境へ、暮らしを変化させていきたい。すぐには無理だろうけども、変化を求める気持ちが大事だ。

ほな、また。よしなにー。

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