【おうち療育(79)おでかけ編、お小遣いを使う】発達凸凹5歳年長

5歳息子の幸せというのは、親が決めることではないんだなと改めて気づいた。っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。


 おうち療育とは  


「おうち療育」とは、臨床心理士さんによる療育で学んだことをふまえて、自宅でおこなう、苦手を補う練習のことです。現時点の目標は、小学校へ入るまでに、ひらがな、数字を読み書きできるようになること。

(・ω・)おでかけ編。おうち療育で身についた知識を、子ども自身が社会のなかで活かせるようにする練習。


 おうち療育(79) きょうの練習 


課題:お小遣い500円の使い道を自分で考える

ねらい:お金の色の違いに気づく、ひとつを選ぶ(欲しいものぜんぶを買うことはできないと学ぶ)

うながす行動:お金の色の違いを教える、お金に書いてある数字の違いを教える


 お小遣いを使う、500円で何をする?  


週末に家族3人で、おでかけ。今回のおでかけ療育は、お小遣いを使う練習です。

(・ω・)  お手伝いをして貯めたお金だよ

5歳息子はパパと相談して、500円分だけお財布に入れました。残りは次回のおでかけに残しておくそうです。

「いっぱいガチャガチャしたい」と話していたので、全部持っていくかと思った。

(・ω・)  意外と計画的に行動する性格なんだな。

さて、自宅を出発してすぐ。「ここにおいてあるガチャガチャがしたい」と言い始めました。幼稚園の行き帰りに毎日見ていたらしい。絶対これが良いとな。

「まだ旅は始まったばかりや。梅田まで行ったら、たくさんガチャガチャあるから、ちょっと考えたら?」と促すと、後ろ髪ひかれながらも先へ進み始めました。

(・ω・)  ちなみに、梅田の大きな本屋さんへ行ったよ。この前話していたアプリの本を探しに。

通り道には、たくさんのガチャガチャがありました。梅田はめったに行かないので、息子も喜ぶだろうと考えていましたが、あまり興味を示さず。

最終的に、1番最初に出会った自宅の近所にあるガチャガチャを選びました。

「300ってかいてあるから、3まいいる」と、お財布をガサゴソ。息子が出した小銭には10円が混じっています。「茶色のお金は10円だよ。銀色の100って書いてあるお金が、3枚いるよ」と声をかけると、自分でガサゴソして見つけだしました。

「まだ、おかねがいっぱいあるから、もっとガチャガチャできる?」と質問。残っているのは10円玉だから、きょうのガチャガチャは終わりだと説明すると納得したようでした。

わたしはめったにいかない梅田のガチャガチャが良いと思いこんでいたけれども、息子が選んだのは毎日見ている近所のガチャガチャ。

5歳息子の幸せというのは、親が決めることではないんだなと改めて気づきました。

ほな、また(・ω・)  よしなにー。

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