【おうち療育(3)できるとできそうのバランス】発達凸凹の3歳息子

息子3歳の療育を担当している臨床心理士さんが教えてくれた「できるとできそうのバランス」を意識して、おうち療育に取り組んでいるよ、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC つきつきさん


 きょうの練習 


(1) 手先を動かす練習「恐竜シール」10分:順調 化石に興味を示す

(2) クレヨンの練習「ぬりえ」1分:やらない、ウロウロする。切り上げ

(3) クレヨンの練習「おえかき(自由)」10分:息子3歳の意志で、ダイオウグソクムシを描く

(4) クレヨンの練習「線をかく」2分:飽きる、切り上げ

(5) 手先を使う、考える「パズルシール、同じ形を探して貼る」15分:順調。うまくできなくても怒らない。「うまくできないから、てつだって」と主張。

(6) ひらがな「同じひらがなを貼る」5分:順調

そのほか趣味の遊び:学研ニューブロック、トミカ、段ボール工作、アニメ(パウパトロール)、スマホで好きな映像を見るなど

(・ω・) オレンジジュースでゼリー作った。失敗したけど。また挑戦する予定。


 成長:できなくてもカンシャクをおこさない 


息子3歳、うまくできないことがあると「できない!できない!」とカンシャクをおこす癖があったのですが、きょうは「できないから、てつだってほしい」と主張しました。

(・ω・) 細かいシールがうまくはがせなくて、ビリビリになってしまったんだよ

いままでは「できない」「できないから、やりたくない」とカンシャクをおこす場面。「てつだってほしい」と主張できるようになったのは、成長です。

(・ω・) 思いのほか、はがしにくく、ママもビリビリにやぶいてしまった

「ままも、しっぱいするんだねえ」と、うれしそう。


 できるとできそうのバランスは「8:2」 


療育を担当している臨床心理士さんが教えてくれました。発達に凸凹のある息子3歳は「できそうでできないことをするのが大事」

できることをたくさんやって自信をつけると、できそうでできないことに挑戦するぞって気持ちが生まれるので、できることが増える。

息子3歳は完璧主義だから、うまくできないことはやりたくない。挑戦したくない。失敗するのは嫌。って気持ちが強い。記憶力が良いから、失敗したことを、強く覚えている。

だから、失敗する回数を減らすことが、まずは大事。成功体験を増やすことで、失敗するかもしれないことに挑戦する気持ちが生まれるらしい。

できることだけを続けていると、本当はできる力があるのにできないことが多くなる。だから、できることにできそうなことを混ぜる。負荷をかけるのも必要。

(・ω・) できるとできそうのバランスは「8:2」といってた気がするから、そのぐらいのバランスになるように心がけている

息子3歳が「できない」と主張するものや、ウロウロするものは、まだ難しいんだなと判断して、切り上げることにしている。

できないこと(凹の部分)ができるようになるのも大事だけども、得意なこと、好きなこと(凸の部分)を伸ばすのも、大事だと考えている。好きな遊びだけど、うまくできないことを伸ばしてあげたい。

(・ω・) おえかきは、好きだけど、うまくできない遊び。たぶん。

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