【おうち療育(98)お米を洗う、炊飯スイッチを押す】発達凸凹5歳

時間をかけて教えたら、だんだんできるようになって、我が家の戦力になる日がくるんだなあ、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC himawariinさん


 おうち療育とは 


おうち療育とは、臨床心理士や作業療法士による個別療育での学びをふまえて、家庭でおこなう取り組みです。現時点の目標は、小学校へ入るまでに、ひらがな、数字を読み書きできるようになること。


 おうち療育(98) きょうの練習 


課題:お米を量る、お米を洗う、炊飯スイッチを押す

ねらい:自分ひとりでできることを増やして自信をつける

気をつけるところ:干渉しない、大量のお米がこぼれても仏の心で


 お米を量る、お米を洗う、炊飯スイッチを押す 


「おこめあらうの、ひとりでやりたい」と主張するので、きょうは炊飯を任せることにしました。

(・ω・) 一緒にやったことはある、任せるのは初めて。

(1) 計量カップで、お米を量る

「たいらにする」と確認し、指でガサゴソ調整。

(2) お米を洗う

最初の水はすぐに流す。2回目もすぐ流す。3回目からはフィーバータイム。好きなだけ米をガサゴソできる時間。

(・ω・) きょうも満喫するんだろうなあ

いつもなら、横からのぞいて干渉してしまうが、きょうは椅子に座って待機。くつろぐ。

途中で「あ!」という声が聞こえた。大量に米をこぼしたんだろうなと予想。まあいいか、仏の心で待つ。

(3) 炊飯釜に入れて、水を調整する

椅子でボーッとしていたら、ひとりで水を調整していました。

(・ω・) やるなあ!!!

(4) 炊飯器にセットして、明日の朝の時間に予約する

無事に最後まで完了しました。おお、本当にひとりでやりきるとは。すごい。

「あしたからも、ぼくがやる」と嬉しそう。ぜひ、そうしてほしい。

炊飯スイッチを押すお手伝いを始めたのは、いつだったのだろう。もうずいぶん前だ。そこからお米を洗うようになり、水を調整するようになり、だんだんできることが増えて、全部が繋がった。

(・ω・) うれしい。

子どもに新しいことを教えるのは、時間がかかる。大人がひとりでやったほうが早い。でも、時間をかけて教えたら、だんだんできるようになって、我が家の戦力になる日がくるんだなあと思いました。

少し前は療育に意味あるんかなと愚痴をはいてたのですが、意味があると思ってやるしかないんだなと気づきました。初心に戻った。

療育というくくりではなくて、子育てというものは、そういうものなんだと思う。意味があるかどうか分からなくても、意味があると信じてやらねばならぬ、続けねばならぬのだ。

途中であきらめちゃいけない。
途中であきらめてしまったら、得るものより失うものの方が、ずっと多くなってしまう。
ルイ・アームストロング(ミュージシャン)

ほな、また(・ω・) よしなにー。

自主学習:きょうはしていない

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