【療育は親の悪あがきで行く場所】幼稚園の先生、驚いた発言

健常児の幼稚園選びではベテランの先生が多いところが好まれる気がするけれども、障害のある子どもの幼稚園選びでは若い先生が多いところのほうが良いと思う、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC ゴマパパさん


 【療育は親の悪あがきで行く場所】幼稚園の先生、驚いた発言 


幼稚園の先生に「障害児に期待するのはかわいそう」と言われて、ちょっとびっくりしたんです。聞き間違いかと思って、思わず聞き返すぐらい驚きました。

障害のある子に成長を期待するのは、かわいそう。療育に連れていって、本人がやりたくないことをさせて、かわいそう。

とにかく「かわいそう」なのだと。そういうことを言われて、本当に驚きました。療育に通うのを、そんな風に悪く言われたことが無かったので。

先生の認識では、療育は子どもの障害を認められない保護者が最後の悪あがきで行く場所なんだそうです。子どものためになると思って通っていたので、先生(世間)はそういう風に見てたんだと気づいて、少なからずショックを受けました。

当時通っていた集団療育にて、他のお母さんや先生に「世間では療育は親の悪あがきだと思われていることに気づいてショックを受けた」と話したところ、「そんなわけないやん」と励まされましたが、どっちが普通の感覚なんだろうなあとモヤモヤしたものです。

療育っていうのは、子ども本人が望んで行く場所じゃないですよね。苦手なことを練習したり。親の悪あがきと言われると(そうだよなぁ)と思う部分もあり。

いま振り返ると、あの言葉は間違っていたと気づくのですが、当時はまだまだ子どもの発達障害について知らないことが多く…… ショックを受ける言動の多い先生だったなぁと思います。

わたしの感覚では若い先生のほうが発達障害について知識や理解があり、わたしが持っている発達障害への認識と捉え方が似ていました。

ベテランの先生は「障害児はこう育てるべき」という考えを諭してくる人が多かったです。

いろいろ言われて呆然としていると、加配の先生や園長先生が「昔はそうやってましたよね〜いまはどうなんですかね〜」と間に入って助けてくれる場面もあり、非常にありがたかったです。

そういえば園長先生は保護者と先生のあいだに起こるトラブル回避術が抜群でした。揉めている雰囲気を感じとったら、さりげなく近づき、場を和ませ、スーッと去っていきました。

健常児の幼稚園選びではベテランの先生が多いところが好まれる気がするのですけれども、障害のある子どもの幼稚園選びでは若い先生が多いところのほうが良いのかなあと経験上そう思います。

ほな、また(・ω・) よしなにー。

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