療育で出会った障害のある子を育てている家庭に離婚が多い話や、我が家の離婚危機についてのおはなしです。
こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。
画像提供:写真AC nagerさん
↑ 「ヤドリギ」の花言葉は『忍耐』 樹木が枯れたころに突然現れる球体の草だそうです。おもしろい植物です。
【障害のある子を育てていると名前の変わる人が多い】下の名前で呼ぶ理由
集団療育のお母さんのなかに、名字ではなく、下の名前で話しかけてくるかたがいました。
それまで名字でしか呼ばれたことが無かったので戸惑っていたら、相手の方が気付いたようで、なぜ下の名前で呼ぶのか教えてくれました。
それは「療育で知り合った人は、名前の変わる人が多いから」という理由でした。
そのときはピンとこなかったのですが、それから2年3年と経過するうちに、本当にそうだなと実感するようになってきました。
学校の行事などで久しぶりにあったときに「◯◯さん」と言うと、いまは◯◯じゃなくなって……となることが、ちらほらあります。
離婚です。
集団療育では、夫と意見が合わずに揉めている人がちらほらいました。
療育関連で知り合った保護者を見渡すと、すでに離婚していたり、離婚はしていなくとも仲が良いようにはみえない家庭も多かったです。
家族の理解が得られず療育に通うのを反対されている、とか、夫の反対で就学相談を受けられない、とか、夫の両親から子どもの障害が母親のせいにされている、とか、子どもの問題そのものではなく、母親と家族の関係に困っておりました。
近くに祖父母が住んでいて子育てを手伝ってもらっている人のほうが、そういう問題に困っている印象でした。
うちは自分の両親も夫の両親も遠方におり、ちょっと助けてもらうことができずに、四苦八苦しながら暮らしていますが、近くにいるからこそ困ることもあるんだなあと気づきました。
我が家も離婚危機に陥ったことがあります。療育に通い始めた3歳4歳のころは、夫婦関係がピークに悪化していたように思います。
コロナ禍で移動が難しかったから、喧嘩しながらも仕方なく一緒の家で暮らし続け、なんかいろいろ丸くおさまっています。
もしも、歩いていける範囲に実家があったとしたら、どうなっていたことやら。
ちょっと検索してみると、自閉症児の両親の離婚率は8割と書いてあるページがドドドと出てきました。さすがにそんなに高くはない。と思いたいけども、子育てはあと20年近く続くのですから、それぐらいまで上昇してもおかしくないのかもしれません。
もっとも、障害のある子がいるいないに関わらず、夫婦の仲が良いとはいえない家庭は少なくないのだとも思うのですが。
ほな、また(・ω・) よしなにー。