秘密にしておきたいことを他の保護者の前でペラペラ話す先生に困っているならば、療育の先生や市町村の窓口に相談してみてください、っておはなしです。
こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。
画像提供:写真AC コクトー2さん
【個人情報をペラペラ話す先生に困惑】発達凸凹育児、幼稚園でモヤモヤ
幼稚園の園庭で遊んでいたときの話です。先生と保護者の話が聞こえてきました。
(・ω・) 園庭が狭いし、関西人は声が大きいから、聞くつもりがなくても聞こえてくるのよ。
「就学相談に行ったほうがいい」「発達の相談に行ったほうがいい」という話題でした。
保護者のかたは「前にもお伝えしたのですが、家ではできるんで!」「家では、こんな幼稚なことしません」「障害児扱いしないでください!」と怒って、近くにいた仲良しグループのママへ話していました。
「障害児扱いされたんやけど! 自分の指導力が足らんくせに 子どものせいにするって ありえへんやろー。」と笑いながら帰っていきました。
その様子を見て、発達の指摘は他の保護者が聞いている場所で気軽にする内容じゃないよな、と思ってモヤモヤしました。
指摘を受けたお子さんとは、年中時に同じクラスでした。登園拒否仲間として、短時間登園をした時期があります。そのとき、話していました。
「うちの子、昔から成長が遅いから気になってるねん。」と。
何かひっかかる部分があったのだと思います。だから、個室で説明を受けていたら、違う行動をとったかもしれません。
息子の通っていた公立幼稚園の先生は、人前で個人情報をペラペラ話す人が多いのです。
まわりの他の保護者がいても気にせず個人情報を話し始めるので、いつもびっくりしていました。
たとえば、就学相談の結果とか、兄弟の障害のこととか、保護者が離婚するとか、国籍のこととか、生活保護とか、保護者がガンで入院するとか…… 個人情報をみんなが見ている前でペラペラ話し始めるのでした。
息子のことについても(ここで言うんか!!!)と思うことが何度もありました。しかし、みんな個人情報をペラペラ言われても気にしていないので、自分だけが配慮を求めるのはモンペなのかと思って言えぬまま、モヤモヤしながら卒園しました。
(・ω・) 全部、筒抜けや。噂話もどんどん巡るよ……。
気を使ってすぐに離れる保護者もいれば、いつも先生のまわりに集まって個人情報を聞いている保護者もいました。公開処刑……?
自分の家庭の秘密も知られたくないし、人の家庭の秘密も知りたくないです。わたしは。
当時、集団療育でお母さんたちに相談したところ、他の幼稚園や保育園ではそのような状況になることは無かったようです。発達や支援のこと、就学相談のことは、かならず別室で話すルールになっていると話していました。
振り返ると、このモヤモヤを集団療育のお母さんたちではなく、療育の先生に相談すれば良かったなと思います。
集団療育のお母さんたちとは共感できることがたくさんあったけれども、解決するための具体的な方法を考えてくれるわけではありません。
療育の先生に相談して、客観的に考えて不適切な部分については改善していただけるように、幼稚園の先生への伝え方を一緒に考えてもらったら良かったです。
あの状況は、やっぱり異常だったと思います。小学校では絶対に起こらない状況ですから。
秘密にしておきたいことを他の保護者の前でペラペラ話す先生に困っているならば、療育の先生や市町村の窓口に相談してみてください。
ほな、また(・ω・) よしなにー。