逃げ癖がつくから転校できないと言われて失望したけれども、悩みのタネが生まれなかったのは案外良い結末かもしれない、という話です。
こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC ATELIER.Aさん
【逃げ癖がつくから転校できません】市役所の窓口にて失望した話
市役所へ、息子が不登校状態なので他の小学校への転校を考えている、という相談に行きました。
うちの地域は、いじめや不登校などを理由にした転校が認められており、実際に利用する人もちょこちょこいます。
なので、相談はスムーズでした。
うちは幼稚園の近くの小学校へ通っているため、自宅から少し離れたエリアにある学校へ通っています。
通級がある学校と、本来通学する範囲にある学校、このふたつを候補に考えていると伝え、見学の予定を立てました。
が、途中で問題が発生しました。
学校の先生とトラブルがあって行けなくなった、ということを伝えると、急に話し合いがすすまなくなったのです。
なんだかんだと理由を並べられて、最終的に「逃げ癖がつくから転校できません」と。
不登校になった場所から逃げるのは、悪いことでしょうか。子ども同士のトラブルだったら、スムーズに転校出来そうな雰囲気だっただけに残念な対応に感じました。
とはいえ、近隣の小学校へ転校したとしても、息子の不登校状態は変わらない気がします。通級の先生のいる学校も、通級の部屋に行くだけなので、他の先生や児童と交流があるわけでもなく。
それでも、何かできることは無いだろうか? と考えてしまいます。これは愛です、愛。
他の子と仲良く遊んでいた時間が懐かしいです。学校以外で同年代の子どもと関わる方法があれば良いのだけど、いまは嘔吐が多く人に会うのも難しそうです。
転校するなら、いっそ、夫が単身赴任している関東に行くのもありかなと考え始めました。
いや、なし、か。
そのうち単身赴任は終わるでしょうから、すぐ戻ってくることになりそうですし。焦らず、焦らず、焦らず、過ごさなければ。
ありがたいことに、息子も我々両親も、学校との関係は険悪な状態ではありません。
何が何でも転校したいんだ! という気持ちでは無いけども、そういうプラン(近隣の小学校への転校)もアリなのかな、と考えていましたが、そういうプランはナシのようです。ナシよりのナシです。
転校しようかどうか悩む必要がなくなったことは、案外、良い結末かもしれません。
新たな悩みのタネが生まれなくて良かったです。
そういえば、児童精神科の先生が「冷静に判断できないときには、重要な選択をしたらあかかん」と言うてましたね。
わたしはいま、冷静さを欠いています。お医者さんの言葉を思い出して、宗教の勧誘と、これやれば不登校回復する系の魅力的な話をする人に気をつけなければなりません。
ほな、また(・ω・)よしなにー。




