幼稚園でありがちなマウント地獄に巻き込まれないために気をつけたい、アスペルガー症候群あるある「世間話が苦手」「白黒はっきりつけたい」の特性への対処法について考えた、っておはなしです。
こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。
画像提供:写真AC ネコとネコさん
【マウント地獄に巻き込まれない方法】幼稚園ママ、アスペルガー的対処法
息子の幼稚園にママ友と呼べるレベルに仲の良い人はいませんでした。
が、なにかと聞きたがるお母さんたちが多くて、少し困りました。
夫の職業(年収)とか、住んでいる場所とか、出身大学とか……
聞きたいことをそのまんま聞いてくるんじゃなくてさ、「どこのバス停、利用してんの?」(自宅がある場所を知りたそう)「どこのスーパー行ってる?」(年収を知りたそう)「学生時代はどこに住んでたの?」(出身大学を知りたそう)とか、本当に聞きたいことの周辺情報をじわじわ聞いてくるので注意が必要です。
(・ω・) 質問がちょっとずつ目的に近づいてくる……
相手は自分の情報を開示しないまま聞きたがるので気持ち悪く感じ、逆に相手に同じ質問を返すようにしました。
それで分かったのは、相手は本当にこちらの情報を聞きたいんじゃなくて、喋りたいだけなんだってことです。ついでに情報を集めて、ついでにマウント地獄するだけで、本当は自分のことを喋りたいだけなんだと思いました。
だから、なにかと聞きたがる相手には、同じ質問を返して、好きなだけ喋ってもらうのが良いのかなと感じています。
わたしのようにアスペルガー症候群の人は世間話が苦手で質問されたことに対して真剣に話してしまうから、その状況になることを避けて、相手のペースで喋ってもらうほうが居心地が良いですし、相手もたくさん喋れて満足しているように感じます。
(・ω・) お互いウインウイン
あとは「担任の先生、ハズレやと思わへん?」「あのお母さんってさ」とか人間関係にまつわる同意確認(?)も、多かったです。
とりあえず、肯定するのはNGです。
こういう人は要領がよくて「私はそんなこと思ってないんやけど、あの人が言ってた」とか言い始めることを人生で経験してきたので、うかつにうなづいてはいけません。
解答は濁しておく。 「そうですかねぇ? よく知らないので……」 わたしのベストアンサー。
アスペルガー症候群の人は、解答を白黒はっきりさせたがるけれども、こういうのは濁しておくと良いです。わたしの経験上、間違いないです。
小学生になってみると、幼稚園で仲良さそうに見えたお母さんたちも実際にはそこまで仲が良いわけではなく、その場限りの関係のようです。
幼稚園時代は、いろんなことを聞き出してマウントの取り合いをして、楽しんでいたように思います。
でも、それは性格が悪いとかではなくて、何か話題がほしい、喋りたいがメインで、マウント地獄はおまけだったようにもみえました。
なにからなにまで「マウント」と騒ぐと、自分が生きづらくなるので、いろんな価値観で生きているからなあ、と思っていると楽です。
幼稚園のママ友は期間限定の関係ですし、相手と仲良くしようと思わずに、ふわーっと生きていくといいですよ。
他の人に無関心状態で過ごしていると、同じような人と知り合い程度に仲良くなって、必要があれば協力するし、それ以外は個々で過ごすし、そういう浅い人間関係もできていきます。
もう大人なのです。みんなと仲良くしなくても大丈夫です。自分なりの関わりかたで良いのですよ。いずれ他人になるのですから。
お互いぼちぼちやりましょう。
ほな、また(・ω・) よしなにー。