益田ミリ「ふつうな私のゆるゆる作家生活」の読書感想文。苦手なことを頑張るって大事なことなの? など、普通にこだわらず自分らしく生きる大切さを伝える本です。
こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC photoBさん
【できないことがあってもいいんじゃない?】読書感想文、益田ミリ
きょうは、益田ミリ「ふつうな私のゆるゆる作家生活」の読書感想文です。
この頃、益田ミリさんの本をよく読んでいます。癒やされるので。年末の忙しい時期にピッタリの作家さんです。
さて「ふつうな私のゆるゆる作家生活」で、印象に残った場面を紹介します。
人前で話すのが苦手な著者は、スピーチ教室に通い始めます。が、来週からは1人ずつスピーチをすると聞いて、スピーチ教室へ通うのをやめてしまいます。
その場面の言葉です。
人前で堂々と自分の意見を言える人間に変わるのが正解なのかな
人にはできないことがあってもいいんじゃないかな
できないことややりたくないこと やろうと思って失敗したこと
それらもまた、人となりをつくっている
できることばかりが「その人」そのものじゃないんだ
引用:益田ミリ「ふつうな私のゆるゆる作家生活」101ページ、102ページ
いままでを振り返り、できないことがたくさんあった。でも、それら全部が、今の自分に繋がっていて、これからの自分をつくっていくのだと考えるのです。
できなくて損することもあるだろうけど、得ばかりするのもなんだし、こんな感じでちょうど良いよね。と、できない自分を、前向きにとらえて、ゆるゆる暮らしています。
わたしが読んだ益田ミリさんの作品は、全体的にこんな感じで、ゆるっと、ひとつひとつの漫画が完結しています。
謙遜ばかりする編集者を見て、他の人には自分(著者)の作品を馬鹿にしたように謙遜して話すのかなぁ、と考えたり、同じ場面でも感じの良い編集者は、自分が担当した作品の細かい部分を褒めていて、他の人にも自分(著者)の作品を褒めてくれるのだろうなぁ、一緒に仕事がしたいなぁと考えたり。
前半と後半と、忘れた頃に正反対の編集者が登場するのですけれども、いくつか前の漫画を思い出しながら比較して読めるところも、良かったです。
益田ミリさんにとっての正解というのか、居心地の良い人間関係が表現されており、自分もこういう対応ができる人間になりたいなと感じさせてくれました。
ゆるゆるした漫画ではあるのですが、苦手なことを頑張るって大事なことなの? など、普通にこだわらず自分らしく生きる大切さを伝える本だと思います。
自然体で生きていいんだなあ、と、気持ちが落ち着く本でした。
本当にゆるゆる生きていて、上京して半年はゆっくり何もせず暮らしていた、など、わたしには考えられない暮らしをしています。でも、それでもなんとかなっていて、こんな風にゆるゆる生きていてもいいんだなぁ、と。
わたしはのんびりしているほうだと思っていましたが、自分よりのんびりしている人を見つけて驚いたという気持ちが大きかったかもしれません。
こうやってブログを書いているなかで、わたしが益田ミリさんの本を好きになったのは、のんびり生きている人への憧れがあるからなのかもしれない、と気づきました。
さくらももこさん、とか、土屋賢二さん、とか、オードリー春日さん、とか、哲学者、とか、自分自身をしっかりもって、堂々と生きているのんびりした考えをもった人が好きなのかもしれない。
自分に関する、おもしろい発見です。のんびりした感じの作家さんを調べてみようと思います。新たに好きな作家さんが見つかるといいなぁ。
ほな、また(・ω・)よしなにー。









