わたしの母は、わたしが子どもの頃の祖母と同じ年齢になった。まだ「おばあちゃん」扱いはされず、「おばあちゃんを支える若い世代」のままで大変そうだ。という話です。
こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC blue_starさん
【孫守りの理想と現実】あんたの家の専業主婦じゃないねん
うちの母の夢は、車で10分ぐらいの距離に孫が住んで、ちょこちょこ会いに行く生活をすることでした。
退職後、自由な時間が増えて、孫に会いに行く時間が増えたようです。楽しかろうと思っていたら、理想と違ったようです。
姉の子(おとなしい)を1日預かっただけで四苦八苦、疲れ果てています。
「わがままばっかりなのよ」と、ため息。
孫の世話をするのは大変。孫と母親がセットでいるところで、ちょこっと一緒に過ごす程度の距離感が一番良いと気づいたそうです。
そういえば、少し前に「王将」(ファミリー向け中華料理のチェーン)で食事しているときに、隣の席で母と同年代ぐらいの女性たちが話している声が聞こえてきました。
「退職して、やっと自由になれると思ったら、嫁が孫のお世話を頼んできて最悪だわ」という話題で盛り上がっていました。
「あんたの家の専業主婦じゃないねん」と、お怒りでした。
パワーワードですね。確かにそうだなあ、専業主婦みたいな動きをしているなぁ、と。
それを聞いて考えたんですよ。
以前は夫から妻への「働いてないんだから、子育てぐらい文句言わずにやってよ」というのが定番だったけども、いまはその相手が夫から妻へ、そして働いていない祖父母へと繋がっているんだなぁ、と思いました。
わたしの父母の世代は、いろいろな方向から不満を押しつけられることが多い世代だと思います。
いつまで経っても、ちょっと若い人という見方をされて大変そうです。わたしが子どもの頃の祖母と同じ年齢になったのに、まだ「おばあちゃん」や「おじいちゃん」扱いはされず、「おばあちゃんを支える若い世代」のままです。
うちの母も、30年前とは違います。だんだんと判断能力が衰えているように感じます。そろそろ支えてもらう立場になりたいはずなのに。
現状は、母の近くに住んで生活を手伝うことができる余裕もない状態なので、申し訳ないと感じる日もあります。
余談ですが、「王将」(ファミリー向け中華料理のチェーン)にある天津飯は、関西と関東で味が違うらしいです。
わたしが慣れ親しんだ味は白色で和風の塩味なんやけど、醤油バージョンと、甘酢バージョンがあるそうです。甘酢の天津飯は想像できません。食べてみたいです。
ほな、また(・ω・) よしなにー。



