【不登校の子どもは多くを語らない】大きな病院の児童精神科へ転院しました

医師に説得されて、大きな病院の児童精神科へ転院した。本人が通院できる状態のうちに初診を完了させるように説明があった、というおはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC ゆゆゆ丸さん


 【不登校の子どもは多くを語らない】大きな病院の児童精神科へ転院しました  


児童精神科の先生に、最近の出来事について、なんだかんだーと伝えたところ、

「不登校の原因が分かっているのは幸運や」という返事があり、ふと冷静になって(そうだよな)と気づきました。

いや、不登校の原因かどうか、分からんけど。わたしの脳内で、それとそれが繋がっただけで……。

不登校の子どもは多くを語らないから、不登校の原因かもしれない気持ちを話すだけでも、幸運なことだそうです。結果として違う理由があったとしても、心にひっかかっている出来事を語るだけでも素晴らしいことだってよ。

それで、大きな病院の児童精神科へ紹介状を書いてもらうことになりました。

「先生を信頼しているので、ここに通い続けたいです」と懇願しましたけども、何度も説得されて、渋々ながらも転院を決めました。

「そのあたりは僕の専門ちゃうから、この子にもっと適切な導きをしてくれる病院へ行ったほうが良い」

「僕なんか、足元にも及ばないほど、たくさん、こういう子の症例を見てきている先生だから、心配せんでええ」と。

紹介状を貰ったのは大きな病院です。わたしも予約競争に参加したことがあります。初診予約がとれないことで有名なところ。

以前と同じく、紹介状を貰っても予約がとれないに決まっています。いろんな理由をつけて、この病院から追い出されてしまうのか。

とショックを受けていたら、翌日には紹介してくれる病院の初診予約がとれたと連絡がきました。

先生が直接予約をとってくれたことにも、1週間以内の、そう遠くない日に初診予約が取れたことにも、びっくりしました。

何ヶ月も先、なんなら1年先ぐらいの転院をイメージしていたので、こんなすぐに初診予約ができるとは思いませんでした。

「大変な状況にあることを、しっかりアピールしといたさかい!」と。

不登校で、予約がとれたら、いつでも病院に行ける状態なのも、良かったようです。不登校で良かったです。(良くないけど)

状態が悪化する前に、急ぎで初診を受けたほうが良いと説明されました。

いまのところ外に出られない状態ではないけれども、だんだん自宅から出られなくなる可能性があるため、本人が通院できる状態のうちに初診を完了させられるように。

初診以降は、本人がいなくても親だけでも診察が受けられるケースがあるそうです。

まず新しい主治医と本人が直接会って、子どもの状態を確認してもらう。大きな病院で対応したほうが良いと判断されたら転院し、地域の病院で対応できると判断されたら地域の病院への通院を続ける。そういう条件でした。

新しい病院は、さらに待ち時間がすごいことになりましたけども、いままでの病院とは違う意見、アドバイスを貰えて、行って良かったと思いました。

しばらく大きな病院でお世話になり、状況が落ち着いたら地域の病院へ戻ることになるそうです。

”状況が落ち着いたら”というのが、どういう状態を意味するのか分からないのですけども、流されるままに従うつもりです。

大きな病院には、お医者さんもたくさんいてはるし、待っている患者さんもたくさんいてはるし、で、待合室が落ち着かない感じです。

でも、同じように悩んでいる人が、こんなにたくさんいるんだなと感じられるのは、心強いと思いました。

ひとりじゃない感じがしました。

ひとりじゃないって最高だ!

ほな、また(・ω・)よしなにー。

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